香りとは

よい匂いは”かおり”ともいい

漢字は香り・薫り・芳りなどを当てます。

 

においの中でも特に好ましいものは「香り」と呼び分けることがあります。

匂いは他の感覚とは異なり「情動系」と呼ばれる大脳辺縁系に直接届き、人間の本能や、特に感情と結びついた記憶と密接な関係があると指摘されています。

 

つまり、匂いは最も感情を刺激する感覚なのです。

 

ふとした瞬間に匂ってきた香りに「何処かで嗅いだ香りかもしれない」「懐かしい」と思ったことがありませんか?

その香りに想いを巡らせたことはありませんか?

 

香りは、私達のDNAにインプットされた記憶を呼び起こし、一瞬にして時代を超えることもでき、今の自分ではない時間に飛ぶことも出来るような気がします。

何者でもない自分と巡り合って語ることも出来そうですし、過去の方達と語り合うことも可能な気がします。

 

 天然原材料を使う意味は合成香料と違って香りの幅が違うので、一定の香りではないからです。

原材料を何種類か使うことによって複雑な香りが出来上がります。

 

 

ストレスが多い世の中ですが、香りで自分が立つべき位置にいられるように、

そして、生活に彩りを添えるひとつのツールとして、香りを使ってもらえたら嬉しいです。

 

天然原材料を使って香りを選ぶ楽しさと、香りを創る楽しさをお伝えしたいと思っています。